団体ロゴリニューアル、設立40年目の特別記念ロゴも制定


2020年12月10日、シャンティは団体設立40年目を迎えました。


これからもシャンティの理念である「共に生き、共に学ぶ」ことのできる社会の実現に向けて活動に取り組んでいく、という想いを込めて、団体ロゴのリニューアルを行いました。

新しい団体ロゴ

シャンティでは団体設立から本の力を信じて活動に取り組んできました。この新しいロゴは、シャンティの理念である「共に生き、共に学ぶ」と、シャンティが守り続けてきた本を通した教育文化支援活動を体現しています。

今後も1冊の本から希望を見出した子どもたちが、自らの未来を切り拓いてほしい。蒔いてきた本の種から、芽が出て、花開きますように、という願いを込めて、引き続き活動に取り組んでまいります。


ロゴの決定方法


ロゴシンボルの選定においては、役員、国内、海外事務所の全職員が投票を行い、最も票数が多かったロゴシンボルを新しい団体ロゴとして決定しました。なお、海外では長年「SVA」の略称で親しまれているため、これまで同様認知しやすいようなロゴシンボルを選定しました。

40年目の特別記念ロゴについて

40周年を記念して、1年限定の特別なロゴを作りました。

シャンティの40年間の軌跡を40粒の“種”で表現し、新しい団体ロゴの“芽”と連動しています。ひとりひとりの人生の“芽”が出るための、“種”をシャンティが蒔き続けてきたことを再確認する特別記念ロゴです。

ひとつひとつの“種”の形は異なり、40という数字には現れませんが、これまでの苦労や努力、工夫を忘れずに、これからも丁寧に活動を続ける意思も表現しています。

設立40年目に際してのメッセージ

シャンティ国際ボランティア会 会長 若林恭英より

シャンティ国際ボランティア会 事務局長 山本 英里より

40周年 スペシャル対談

国際協力やシャンティにゆかりの深いゲストをお呼びして、これまでの活動を振り返り、未来を語るスペシャル対談。ここでしか語られない内容が満載です。
第1回:やべみつのりさん×三宅隆史

アジアにおける絵本・紙芝居作りの指導に25年に渡って尽力いただいた絵本作家 やべみつのり先生と海外の活動地で絵本作家の育成と絵本や紙芝居の出版に取り組んでいる三宅隆史が、絵本や紙芝居の持つ力について語ります。

第2回:本木恵介さん×市川斉

日本にNGOが生まれ、その活動が広がり始めて半世紀が経とうとしています。社会をよくすることのプロフェッショナルとして持続的に活動ができるようになるためには、組織基盤を整え、働きやすい環境を整えることが大切と考え、組織を牽引してきた2名がNGOの組織作りについて語ります。

第2回:本木恵介さん×市川斉

日本にNGOが生まれ、その活動が広がり始めて半世紀が経とうとしています。社会をよくすることのプロフェッショナルとして持続的に活動ができるようになるためには、組織基盤を整え、働きやすい環境を整えることが大切と考え、組織を牽引してきた2名がNGOの組織作りについて語ります。

設立40周年キックオフイベントを開催しました

これまでの活動から得た学びを共有するとともに、アジアの事業地から変動する社会情勢と向き合っている⼈びとの現状を直接伝える「設立40周年キックオフイベント」を2020年12月12日(土)にてオンラインで開催しました。

イベントの様子はYouTubeにてご覧いただけます

第1部 トークイベント「現場主義を貫いた40年」

第1部 登壇者

有馬 嘉男 氏
NHK『ニュースウォッチ9』キャスター) 1965年、山口県出身。1990年にNHK入局後、経済部、フランクフルト支局長、経済部、シンガポール支局長を歴任。2014年『BS国際報道2014』キャスター、2016年『ニュースチェック11』キャスターを経て、2017年より『ニュースウォッチ9』キャスター。
八木澤 克昌

シャンティ・アジア地域ディレクター/理事。1980年「曹洞宗東南アジア難民救済会議」(JSRC)タイ・バンコク事務所にボランティアとして赴任。カンボジア難民キャンプや農村で、子どもの教育を中心とした活動に従事。1985年からアメリカ・バーモンド州のSIT(国際研修大学)大学院で異文化間マネージメント修士コースを学ぶ。

八木澤 克昌

シャンティ・アジア地域ディレクター/理事。1980年「曹洞宗東南アジア難民救済会議」(JSRC)タイ・バンコク事務所にボランティアとして赴任。カンボジア難民キャンプや農村で、子どもの教育を中心とした活動に従事。1985年からアメリカ・バーモンド州のSIT(国際研修大学)大学院で異文化間マネージメント修士コースを学ぶ。

第2部 「変動するアジア~シャンティが向かう未来~」

シャンティの各海外事務所と中継をつなぎ、各事務所スタッフとトークを行いました。

登壇者: 山本 英里(シャンティ・事務局長)、シャンティ 各国事務所スタッフ

皆さまからのこれまでの温かいご支援に、心よりお礼申し上げます。

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、1981年にタイ国内のカンボジア難民キャンプでの支援活動を開始して以来、アジアの子どもたちへの教育文化支援や緊急人道支援を行ってきました。これからもシャンティの活動へのご理解とご支援のほど、よろしくお願い致します。

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会

名称
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
Shanti Volunteer Association
所在地
〒160-0015
東京都新宿区大京町31 慈母会館2・3階
TEL:03-5360-1233(代表)
FAX:03-5360-1220
代表者
会長 若林 恭英
設立
1981年12月10日
活動地
カンボジア、ラオス、ミャンマー、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、ミャンマー国境、アフガニスタン、ネパール、タイ(※タイは現地法人と協働)
会員数

1,608(個人:1,374人 団体:234)

事業連携

外務省「日本NGO連携無償資金協力」
国際協力機構(JICA)「草の根技術協力事業」
ジャパン・プラットフォーム(JPF)

設立
1981年12月10日

シャンティは、アジアで子どもたちへ本を通じた教育文化支援や緊急人道支援を行う国際協力NGOです。教育には人生を変える力があると信じています。私たちは、すべての子どもたちに教育の機会を届けるため、地域の文化や対話を大切にしながら、総合的な学びの場をつくっています。